2019年7月上旬、妊娠34週目(妊娠9か月)のお話です。
子宮頸管が短さとおなかの張りの多さから「切迫早産」で妻が入院して17日がたちました。人生初の入院がこんなに長くなるなんて本人は思っていなかっただろう。そもそも妊娠中に入院することだって予想していなかったと思います。
それでは、妊娠34週目のできごとを紹介していきたいと思います。
妊娠34週0日:切迫早産で入院18日目
2019年7月1日
おなかの張りの状態から昨日は保留となった2日に1回のシャワーがこの日はオッケーになりました。3日ぶりのシャワーでリフレッシュできたようです。
でも、妻によると、わりとおなかは張ってるらしい。
シャワーを控えて、点滴の量と速度を上げてもおなかの張りが思ったほどおさまらないので、少し不安が残るようです。
妊娠34週1日:切迫早産で入院19日目
2019年7月2日
この日、入院とは関係ないですが、ネットで購入したチャイルドシート、ベビーベッド、布団セットが届きました。
妻は入院中なのでネットでどれを買うか熱心に調査。僕は店頭とネットの両方で調査。そして2人でいろいろ相談、言い合いをしての購入です。
ざっと見たところ、チャイルドシートは2~3万円くらいで買えそうだと思っていた僕ですが、妻が「このメーカーがいい!あのメーカーが気になる!」、という風に火をつけてきて、ちょっとした言い合いのような話し合いになってしまい「だったら好きなメーカーの中でほしいやつ買ってしまえ!」と火に油を注いでしまいました。
妻は個人で医療保険をかけていたので今回の切迫早産の入院がその支払事由に該当するため、毎日毎日、産休中の手当以外に医療保険の入院1日分を稼いでいるため、財布のひもがゆるくなっているようです。
入院生活のストレスや不満、医療保険の臨時収入、産まれてくるこどもへの必要な出費、これらが妻の購買意欲を後押ししたのかもしれません。
いい!
・・・
これから出費はますます増えるだろうけど、お金以外で明確な反対理由が見つけられず(お金だとすれば妻が入院保険の臨時収入の見込みがあるため)強くは言えませんでした。。。
妊娠34週2日:切迫早産で入院20日目
2019年7月3日
朝、またおなかが張り気味。
妻のおなかの張りは、少ないときは1時間に1回。多いときは1時間に2〜3回です。
今朝の張りの検査では40分の内、後半の20分だけで3回でした。日によって差がありますがこの日は多いほうでした。
さて、この日はシャワーの日ですが、診察(妊婦健診)があるようなので、シャワーの許可は例によって診察結果待ちです。
診察の結果、シャワーのオッケーが出ました、が点滴(リトドリンの濃度)がまた増えました。
入院して以来ずっと「おなかの張り」対「張り止めの点滴」のたたかいが続いています。
健診については、気になっている筋腫の様子を確認。筋腫は7cmで、けっこう下にあるようです。
なるべく下から産ませてあげたいけど、悩ましい位置だから、ちょっと考えさせてね。
最後の数週間で子宮が大きくなるにつれて少し位置が変わる可能性もあるので。
赤ちゃんの推定体重は5日前から少し減って2058gでした。
「えっ?減ったの?大丈夫かな?」と心配になった僕ですが、診察で特に何も言われなかったようですし、推定体重なので5日前との比較だと多少の誤差はあるだろう、と勝手に自分で納得しました。
エコーの画像はこちら。前回と同様、今回も赤ちゃんの左側面の画像のようです。

この日、面会に行くとちょうど点滴刺しかえのタイミングだったため、終わるまでホールで待つように言われました。
これがけっこう待たされます。助産師さんと妻のたたかいが長引いている証拠です。
妻の血管は探しにくいから、妻はもちろん助産師もプレッシャーのようです。助産師さんによると、特に妻の場合はかなりの集中力が必要らしいです。
妻にとっては1週間に1回の点滴刺しかえが大イベントのようで、その日そのときが近づいてくると毎回そわそわしているようです。
この日は面会中におなかの赤ちゃんの心音チェックに立ち会うことができました。
妻の場合、いつもは妻のおなかの左側に赤ちゃんの心臓があることが多いらしいのですが、今日は右側にいるらしい。あとで冷静によく考えると、右とか左とか、ほんとどうでもいい情報なのに、それでも嬉しかったから不思議です。
妊娠34週3日:切迫早産で入院21日目
2019年7月4日
朝、お腹の張りと赤ちゃんの心拍を検査中の40分間、赤ちゃんはほぼ寝ていたようです。
助産師さんが妻のお腹をそっと揺らしても赤ちゃんは寝たままで無視、にもかかわらず夜中になると決まってずーっと動きまくりのうちの子、大丈夫だろうか。(笑)
ちなみに、助産師さんによると、赤ちゃんの寝たり起きたりのサイクルは20分くらいが多いらしい。
妊娠34週4日:切迫早産で入院22日目
2019年7月5日
突然の採血に動揺する妻。
採血があってあせった。
注射は点滴のことしか頭になくて、
急にきたから。
普通だと思うけど、
キミにとっては重要だからね。
妊娠34週5日:切迫早産で入院23日目
2019年7月6日
また張りが多くなる。
診察したけど「様子見」で終わる。
おなかがちょっと一瞬だけ痛むときがあるようで、張りは1回30秒くらい続くようです。
あばらがおかしい。
折れそう。
最近赤ちゃんの動きは
ごにょごにょ、
うにょうにょ、
って感じで
激しくても蹴る感じはそんなにない。
ちょっと動いて、あっ、すいません当たっちゃいましたぁ、って感じ。
いい子じゃん?!
妊娠34週6日:切迫早産で入院24日目
2019年7月7日
点滴の刺し替え。
やっぱり点滴のライン取りが難しいらしい。この時代になってもライン確保がアナログなのが不思議でしょうがない。
で、点滴の管の位置が二の腕になったようです。
そうそう、担当の助産師さんに、「妊娠線が全然ないですね~」と言われて妻はちょっと気をよくしたみたいです。
そういえば入院前、徐々におなかが大きくなってくる中、妊娠線について心配していた妻でしたが、妊娠終盤のこの時期になってもまだ出ていないので、出ないままで済むかもしれません。