2019年6月中旬、妊娠31週目(妊娠8か月の後半)のお話です。
先週の妊婦健診で子宮頸管が短いと言われ、自宅安静と1週間後の再診を告げられていましたが、その再診で入院することになってしまいました。書類上は「切迫早産」での入院、という扱いになるようです。「切迫流産」に続き「切迫早産」を告げられた妻ですが、とにもかくにも妻の入院生活が始まります。( 関連記事1:妊娠30週目(妊娠8か月):子宮頸管が短い、と言われ、また自宅安静になる。関連記事2:妊娠16週目(妊娠5か月)で切迫流産と診断され自宅安静を告げられました。)
それでは妊娠31週目の様子を振り返っていきたいと思います。
妊娠31週1日:しゃっくりが増えてきた。
2019年6月11日
この頃になるとおなかの中の赤ちゃんが、おそらくはしゃっくりをしているだろう、という動きが外からわかるようになってきていました。
妻が大きくなってきたおなかを見せてきた。
・・・
しばらく観察してみると、数秒間隔でピクっと小さな動きが続いているのがわかりました。
妻は、自身のおなかに赤ちゃんがいるので些細な変化や動きにも敏感ですが、僕には外からしかわかりません。なので僕にもはっきりとわかる変化や動きは嬉しくてしょうがありません。
ちなみにこの日、妻が把握できたしゃっくりは3回でした。
妊娠31週2日:赤ちゃんの動きが鈍い?
2019年6月12日
午前10時頃
大丈夫かな?
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妻のおなかにしばらく触れてみた。。。
でもちょっと動きが鈍くない?
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ということで、久しぶりにエンジェルサウンズで心音を確認。 ( 関連記事:エンジェルサウンズで胎児(おなかの中の赤ちゃん)の心拍をいつでも確認できる幸せ。)
心音が聴こえる範囲が狭くて確認に少し時間がかかりましたが
臍帯音も心音もオッケー!
よかった。
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そして昼頃になって赤ちゃんがガンガン動き始める。
妊娠31週4日:再診の結果、切迫早産で入院に。
2019年6月14日
妊娠30週での妊婦健診で「想定より子宮頸管が短い」と言われ、自宅安静になって1週間。
1週間前に2.5cmだった子宮頸管、さて、どうだろうか。
1.9cm
短くなっている、これはまずいんじゃないか・・・
しかも数分単位で長さが変化してますね。
妻は妊娠中ときどきおなかが張っていて、この時期もまだ張りが続いていました。おなかが張るタイミングに子宮頸管の長さの変化が関連しているかどうかは不明ですが、もしかすると多少影響があるのかもしれない、との医師の説明でした。
このまま入院してもらうことになります。
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妻はかなりショックな心境、僕は覚悟していたのでそれなりの気持ちで受け止めました。
あと1回(の通院)だったのに。
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ということでそのまま入院になりました。とりあえず赤ちゃんがいつ産まれてもいい時期、妊娠37週目までは入院予定、とのことです。
ちなみに今回の診察では子宮筋腫の大きさも測定しており、筋腫が初期の5×5cmよりもやや拡大し8×5cmでした。こちらは引き続き様子を見ていくようです。
診察を終えて診察室の外の待合所で待っていると、入院に関して担当の人が2名、1人は入院に関する資料を手に持ち、もう1人は車椅子を押しながら近づいてきました。
自宅安静とはいえ普通に家で生活していたのに、今日だって普通に歩いてるのに、診察後の移動は車椅子になるようです。
いろいろと最低限の説明を受けて入院病棟へ移動です。
車椅子に乗せられた妻は、「私、大変なことになったかもしれない、大丈夫だろうか。」という表情をしています。
ちょっと売店で何か買って食べましょう。
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思いがけず、看護師に怒られる妻。
いつも僕がいくら言っても朝食を抜くことが多い妻、看護師からも注意されて少しは反省してくれるだろうか。
さて、病室についてひととおりの説明を受けたあと、僕は入院に必要なものをとりに家へ。
必要なものを持って病室に戻ると、すでに点滴の管につながれた妻が渋そうな表情をしていました。
2回失敗した。
なんで?
・・・
妻がさらに渋そうな表情になった。
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点滴にはリトドリン50mg、ブドウ糖500mlと記載されている。 (とりあえずメモ。リトドリンは子宮収縮抑制薬らしい。)
入院に関して渡された資料のいくつかに目を通す。
やはり入院費用に関する部分が心配です。
妊娠31週5日:切迫早産で入院2日目。
2019年6月15日
午後、面会が可能な時間になってから妻の様子を伺いに行ってみました。
あまり。。。
食事はどう?
味は?
よかったじゃん。
あっ、午前中に診察あったよ。
子宮頸管2.7cmだって。
・・・
妻が説明を始める。
おそらくは張り止めの点滴のおかげらしい。薬は今まで家で飲んでいた張り止めと同じ量ですが、それを口からではなく点滴で体内に取り込む場合、効果が大きいのだろう。張りもいつもより少ないらしい。
そして痛みも少ない。
・・・
どうやら左手のほうはほんの少しずれていたらしい。そりゃ痛いわけだ。点滴の経験がほぼない妻は少し痛いのが普通だと思っていたらしい。
痛みはなくなったけど自由に動かせる手が利き手じゃないと不便だろうなぁ。
ヒマでしょ?
・・・
なるほど、(僕が入院したことがある30年くらい前とは)時代は変わったらしい。持ってきて、と頼まれた本もまだほとんど読まずに済んだらしい。
膣内に菌がいるのが確認できたから膣剤を1週間ほど塗って様子見だって。
子宮頸管の長さに関係があるかどうか不明だけど可能性があるため、だってさ。
・・・
1人でさびしかったのか、軽快に話す妻の顔が印象的でした。
さて、
入院2日目にしてすでに病室の移動です。妻と同じような症状、切迫早産の人がいる部屋、そしてありがたいことに暑くない部屋への移動です。昨日は突然の入院だったのでとりあえずの病室で、空き待ちの状態だったようです。最初の部屋は、高齢者がいたため、おそらくは温度設定が高めだったのだろう。
移動後の部屋は新生児室が近く、ときおり赤ちゃんの泣き声が聞こえてきます。
新生児の泣き声、って普通の泣き声と違って独特なんだと気づきました。
泣いている様子を見ながら、泣き声を聞いていたら、思わずウルっ。。。
こりゃ、我が子の出産に涙腺が耐えらるか心配です。
妊娠31週6日:切迫早産で入院3日目。
2019年6月16日
子宮頸管:3cm
よくなってる。
こんなに変わるんだね。
それよりも点滴がきつい。
どういうこと?
24時間だから、常に気をつかって安らぎがない。
まぁ、しょうがないよね。
・・・
僕が子供の頃、30年くらい前に入院してたときの記憶だと、確か病室にエアコンはなくて、テレビは部屋に1台、つまり個室じゃなければ数人で1台、しかも数チャンネルのみ。それが今はエアコン完備でテレビは1人1台でチャンネルは有料も含めると数えきれないほどある。おまけにネット環境があればネットサーフィンにネットゲーム、動画、映画、音楽、いくらでも暇を潰せます。
同じように医療だって進化して、点滴の流量が機械で管理され、異常が発生したときはすぐわかるようになっています。それなのに、血管に注射で管をとおす以外の方法ってないのかなぁ、と思ってしまいます。
では、今回はこのへんまで。