妊娠

子どもができないかもしれない不安。

「子どもがほしい!」と思っても、実際に赤ちゃんが授かるまでは、「はたして自分たち夫婦に子どもができるのか?」という不安があります。もしかしたらできない、という未来もありえるわけで…

なぜこんなに悲観的で身構えるような心境になるの?って思うかもしれませんが、これって赤ちゃんを授かったことがある人もない人も、きっと毎回向き合う壁ですよね?

僕の妻は妊娠の経験がなく、僕も誰かを妊娠させた経験がないので、もしかすると子どもができない身体的な問題がすでにどちらか、あるいは両方にあるかもしれません。だから子どもができるまでは、どうしてもその可能性を考えてしまいます。妊娠未経験に加え、僕がアラフォーで妻も30代半ばにさしかかっている、という年齢的な不安もあります。男性は歳をとってもけっこう精子力がある、と言われますが、妻は30を過ぎて高齢出産の心配しているようです。

「昨今の日本は晩婚化で高齢出産も多く、30代での初産も普通だし、不妊治療だって珍しくない。」なんて言われてもたいして不安は和らぎません。だってそれは周囲の現状であって、重要なのは自分たちに子どもができて無事出産できるかどうかです。

さて、これから子どもをつくっていくわけですが、夫婦で相談したことがあります。それは、「子づくりを始めて3~4ヶ月(3~4回の排卵)で赤ちゃんができなかったら、病院で診てもらおう。」ということです。「3~4ヶ月」という期間にもっともな根拠は特にないのですが、お互いの年齢とその年齢による妊娠の確率をネットで調べたら、数字的にも気持ち的にも3~4ヶ月で検査と治療しよう、ということで意見が合いました。

ところで、僕たち夫婦の場合、子供ができなかったらそれはそれでしかたない、と思っています。受け止めるしかないし2人で人生をとことん楽しもう!そんな人生もいい。子どもがいなければ使えるお金も増えるし、子育てに時間を奪われることもない。きっと2人だけでもそれなりの人生が待っているはず、と思ってはいます。

…とは言ってもそう思えるのは今だけかもしれないし、月日が過ぎれば考え方も変わって今のこの考えを後悔したり悲観的になったりするかもしれない。

ちょっと視点と考え方を変えれば、子どもができなかったとして、それでも子どもがほしくなったら、「養子」という選択肢もあるじゃないか、とも考えたりします。

そんな、いろいろなことを考えながら、「子どもができないかもしれない不安」を抱きつつ、赤ちゃんが授かることを祈って子づくりをしていくだけです。