妊娠

妊娠発覚後の病院選びと受診のタイミング!

2018年6月16日、生理開始予定日に妊娠検査薬でめでたく妊娠(の可能性)がわかり、その日のうちに妊娠関連の本を3冊、妊娠中のごはんに関する本を1冊アマゾンで注文しました。今の時代、ネットで情報はいくらでも入手可能ですが、ネットでは情報の信頼性に不安を感じたり、多すぎる情報に悩んだり、情報に一貫性がなかったりと不便な点もあるので、ネットだけではなく本でも情報収集をすることにしました。

さて、本の話はいったん置いといて、ここから考えたいことが2つあります。

「病院にいつ行くか?」と「どこの病院に行くか?」です。

すでに妊娠の可能性が大なんだからすぐに病院に行けばいいのでは?

僕たち夫婦もそう思い、ネットで少し調べたら、妊娠の週数が浅い妊娠初期の段階では病院に行っても胎児の心拍が確認できないことがあるらしいことを知り、1~2週間後に行こう、とその場では決めました、が予想通りまた始まる。

妻の、「気になる気になる病院早く行きたい」オーラが出る。

わかったよ、しょうがないなぁ。

そんなやりとりがあり、とりあえずは平日2人で行けそうな最短の日として4日後の6月20日に病院に行くことにしました。

さて、病院選びですが、僕たち夫婦の住んでいる場所から通える病院として候補が3つありました。1つは総合病院で妊娠中から出産までそこで完結できる病院A。残り2つは妊娠8ヶ月くらいまで通院でき、妊娠8ヶ月から出産時は他の病院で行くことになる、産婦人科のクリニックBとCです。そして出産のみができる、(Aとは違う)大きい病院Dがもう1つあります。

よって、合計4つある病院のうち、通院できる病院が3つ、出産できる病院が2つです。

まずは妻の意見を尊重し、それに僕が賛同した結果、通院から出産まで行える病院Aに行くことにしました。

ちなみに病院Aは、僕が1度だけ受診歴があり、妻は初めてでした。

僕が1度受診したときの印象では、建物は古くも新しくもなく並程度。受付や案内がIT化されていて最近の総合病院、って感じだけど、都会の病院ほどの親切さが案内にはない。そして僕が接した看護師と医師は、それこそ普通、流れ作業でそんなに感情はないけど診察はわりと丁寧な印象でした。

2018年6月20日、妻といっしょに病院Aに行きました。

結果、妊娠の確認はまだできませんでした。また、5cmくらいの子宮筋腫があることがわかりましたが、これは様子を見ていく感じのようです。

そんなことよりも、

この病院は嫌だ!

病院をあとにしてすぐに出た感想、夫婦ともに一致した意見でした。

何が嫌って、人が嫌!受付も、看護師も、医者も!

もちろんたまたま嫌な人に出会ってしまっただけかもしれないけど、接した3人全員に不快な思いを持つなんて偶然ありますかね?

まずは受付、というか案内の人かな、この日は朝の診療開始時間のちょっと前に着いたので入口の総合案内で、受付の前の場所まで案内されました。そこでは診療開始を待つ患者が30~40人ほどすでに座っていました。見たところ順番に座っているようには見えるが、どこに座って何を待つかの案内(案内係も張り紙も)はまだない。

それでも順番どおり座るのだろう、という推測で僕たちの1つ前であろう人の隣につめて座りました。僕たちのあとから来た人が、案内もないまま僕らとは数席空けて席につく。するとしばらくして係の人がやや上から口調で席をつめるように指示。そしてこのやりとりはそのあとの患者さんたち何人かでも発生。

だったら最初から案内しろよ!ってかなんで上から口調なの?と不快感を覚えました、がとりあえずそのときは胸の内にしまいました。

ほとんど何もわからず座って様子を観察しているとようやく状況がつかめてきました。どうやら待っている人のもとに係の人が順番に近寄って要件をうかがい、診察券や保険証、記入用紙などを受け取り、前にある窓口とを行ったり来たりして次にどうするかを説明しているようだ。

僕らは座っているだけで確かにラクではあるけど、患者が順番に窓口にいけばいいのでは?と思う。

そんな中、問題が発生。僕らの前の列の人が「保険証、返してもらってないよ。」と係の人に言う。係の人が慌てて受付に確認しにいく、も受付でも「あれ、どこだっけ?返さなかったっけ?」というようなやりとりの様子。

まぁ、医療機関の窓口でよくある光景ではあるけど、すでにこの案内係に不快感を抱いてしまっているため、不信感の上塗りでしかない。

なにはともあれ、産婦人科の前まできて診察を待ち、ようやく妻の順番がきました、がここで看護師にイラッ!

呼ばれた妻のあとに僕もついていく。ここで妻が看護師に聞く「これって私1人で入るんですか?」と。

すると看護師が冷たく一蹴、

「他に誰と入るの?!」

妻にとっては予想外のひとことで何も言い返す(聞き返す)ことができずそのまま1人で処置室に入っていく。

おぃ、看護師さん!オレがいるの見えてなかった?旦那らしき人いるの見えてませんでした?確かに妻の聞き方は雑だったかもれません。「主人も来ているんですけど、いっしょに入れますか?」と聞いていれば看護師の返答は違ったかもしれません。

でもさ、僕たちにとっては妊娠による初めての病院、でどこまで夫婦2人で入って、話を聞いたり、映像を見たりできるのか、処置室や内診中はダメだけどそれ以外はOKとか、そもそもOKと言われるとき以外はダメ、とか、

何もわからないわけよ。

看護師さん、あなた、50歳くらいに見えるけどまさかの新人さんではないですよね?いいよ、100歩譲って産婦人科では日が浅い看護師さんだったとしよう。それでも他の科で家族が付き添って診察に来るケースは珍しくないでしょ?患者の状況をくみ取って丁寧な対応、してくれてもいいんじゃない?

そして、医師の診察ですが、妻によるとこの医師も上から的な態度でやさしさが感じられない、嫌な印象だったようです。

こうして僕たち夫婦の、妊娠後初めての診察が終わりました。妊娠が確認できなかったことよりも不快感が勝った診察でした。

次回の来院日も決まっていますが車に戻ってひといき、

カイ
カイ
どうだった?どう思った。なんか、嫌な感じだよねここ。
妻
そうなんだよ!

このときの妻の「そうなんだよ。」にはかなりの重みがありました。

カイ
カイ
違う病院に行ってみるか?!
妻
いいの?お金もかかっちゃうけど?
カイ
カイ
いいよ。このまま何も知らずに病院Aに通い続けるよりも他をあたって判断したほうが納得できるよ。そのための5,000円、10,000円なんかなんでもないだろ。
妻
カイちゃぁぁん!

妻、やや歓喜のうるうる気味。

ということでクリニックBに到着。

ここではあらかじめ、受付で(別に病院Aで僕たち側が説明不足だったと思ってはいないけど)「主人が付き添っている旨」を伝え、いっしょに入れるかどうかを確認し、「大丈夫」との回答をもらいひと安心。

待合室で待って呼ばれたときも、「ご主人はあとでお呼びしますのでお待ちください。」との案内があり完璧。最初の総合病院はなんだったんだ?いったいどっちが普通なの?

いやいやいや、そんなことよりも、

まさかの「妊娠確認できた。」

らしい。でも胎児の心拍はまだ確認には至っていないよう。えっ、そんなことあるの?と思いましたがとりあえず「妊娠してます。」とお医者さんに言われて安堵と歓喜です。

このクリニックに通うことに決めました。妊娠8ヶ月までここに通院して、8ヶ月以降は病院D、ということにしました。

ところでこのクリニック、病院Bのお医者さんは、声が小さ目でもごもご喋るため、やや聞き取りにくいですが、病院Aの全てがダメだったため、それでもわりと受け入れられるように感じました。もしかすると、ここに最初にきていたらこのお医者さんの印象は悪かったかもしれません。

病院選びについて

今回のことで病院選び、人選び(医師や看護師、その他のスタッフ)が重要だと感じました。気持ちよく、いい気分で妊娠生活を送るためには、どんな先生やスタッフがいる病院に母体を任せるか、をできれば事前に知っておいたほうがいいと感じました。可能であれば、婦人科特有の病気や検診などで事前に各病院を受診し、その設備や医師、スタッフの印象をリサーチしておくことをオススメします。